
江戸東京博物館にて、「写楽 幻の肉筆画 ギリシャに眠る日本美術~マノスコレクションより」。
流石、連休中で夏休みということもあって、凄い人。
ですが、展示点数が多いのと、常設展も人気なのでそれほどの混雑には感じられませんでした。
もともと、ギリシャに多数の浮世絵があったというのも知りませんでしたが、その中に、版画に飽きた写楽が描いた肉筆の扇絵があったというのには、さらにビックリ!

発見された扇面画は「仮名手本忠臣蔵」の二段目から、四代目松本幸四郎が演じる加古川本蔵と、松本米三郎による本蔵の娘・小浪が描かれています。写楽の署名と花押もあるんです。
肉筆だと、タッチもちょっと違ってみえます。少し繊細な感じかな。
写楽の他にも、歌麿、春重、北斎など数多くの作品が展示されてます。やはり海外所蔵のものは、色もきれいですね。
常設展も見てきましたが、立派な博物館なんですねー。平日の昼間(しかも夏休みとかじゃなく)にゆっくり来たい感じのところですね。