
行けました! ボブ・ディラン。もう、68歳だもんね。次の来日公演があるかどうかもわからないし、なんとかチケットを入手してZepp Tokyoへ。3月末、寒の戻りで寒くて小雨が降りそうな青海、ちょっと異様な雰囲気だったなぁー。だいたい、ボブ・ディランが、あんなライブハウスでツアーやるってのも面白いしね。とは言っても、オールスタンディングって辛いっす。てな訳でチケットは2階席に。井上陽水・石川セリご夫婦もいらしてましたよ。で。ほぼ定刻、夜7時を少しすぎてスタート。ディランはブラックのジャケットに、サイドラインの入った黒いパンツ、頭にスペイン帽という出で立ちで、まずはキーボード引きながら1曲目。バンドメンバーも、黒尽くめの衣装で、なんだかさすらいのライブハウス・バンドって雰囲気でした。2曲目で、ディランがギターを手にステージ中央へ。「レイ・レディ・レイ」なので観客は大喜び。ブルース・ハープもカッコいいです。どの曲も、アメリカで、カントリーで、ソウルで、ロックで、バンドもリラックスしてやってました。でも、ディランの歌い方がすべて呟くような感じので、ガチガチのディラン・ファンでもない僕には、なかなか曲名が分かりませんでした。けど、終始カッコよかった! ハープ吹いても、キーボードひいても、ギターを持っても、68歳とは思えない迫力だったし。歌声はシブすぎるし。特に盛り上がったのは、中盤の「追憶のハイウェイ」かな。チャーリー・セクストンのギターが超絶品。有線のシールドをさばきながらのギター・ワークがカッコいいンです。そして、アンコール。え? これって? そう。この日ジャパン・ツアーで初めて「風に吹かれて」が歌われたのですよ。あー、至福。しかしまあ、ライブハウスでディランを聴くなんて、贅沢の極みですよね。
この日のセット・リストはこちら。
1. Leopard-Skin Pill-Box Hat
2. Lay, Lady, Lay
3. Just Like Tom Thumb's Blues
4. Every Grain Of Sand
5. Summer Days
6. Sugar Baby
7. Tweedle Dee & Tweedle Dum
8. Make You Feel My Love
9. Honest With Me
10. Po' Boy
11. Highway 61 Revisited
12. I Feel A Change Comin' On
13. Thunder On The Mountain
14. Ballad Of A Thin Man
encore
15. Like A Rolling Stone
16. Jolene
17. Blowin' In The Wind
ところで