
さて、鶯谷でコンサートということで、鑑賞後の食事は焼肉に決定。というのも、最近一部ネット上で大評判の焼肉店が鶯谷の「鶯谷園」なのである。実は、まったく知らなかったのだが、グルメ関連サイトである
「さとなお.com」でも激賞されていて、いつかは行ってみたいと思っていたのでこの機会逃すまじ、ということなのです。言問い通り沿いのバス停のまん前にある路面店。この通りは駅の北口から南口にかけての通りなのだが、ラブホテルが乱立していてまあちょっと異様な感じが漂っている。鶯谷は南口には元キャバレーで今はフィリピンクラブとなったスター東京や映画「Shall we dance?」のモデルになったとも言われるダンスホール新世紀があるし、言問い通りにはボクシングジムなどもあって、曰く言いがたい独特の雰囲気の街なのだ。その中、至極明るい佇まいで存在するのが鶯谷園である。見た目はごくごく普通の町の焼肉屋さん。店内は1階に4人掛けテーブルが4つと座敷に4人掛け2卓。2階に座敷が二つあって、それぞれ4人掛けが6卓と3卓という感じで結構大きいです。メニューには特上としてランプ、カルビ、ロース、タンが並び、それ以外にも肉が多種揃っている。ホルモンも充実していて、タンカシ、コリコリ、レバーなど美味そうな名前が目白押しだ。超腹へりだったので、即注文。キムチ盛合せ、ナムル、サンチュサラダ、レバ刺し、タン塩(特上は品切れとのことで並)、ミノ、ホルモン。いや、美味い。確かに。追加で頼んだ、特上ランプは思いっきりサシの入った大き目のお肉が5枚で1300円(下の写真)。想像の範囲外である存在のお肉・霜降りランプを軽焼きでいただくと、まさにお口の中で溶けますがな。ミノも850円とは思えない盛りのよさと柔らか

さでございました。さとなお氏は『「スタミナ苑」クラスの驚き』と書いているけど、実際街場の店としては驚異のお肉揃えだった。さらにセンマイ刺し、タンカシ、ガツ塩、を追加。3名でそれぞれサワーも2杯ずつ飲んで〆て9700円とは、コストパフォーマンス良すぎです。今回は予約なしで10分ほど待つだけで入れましたが、このお店予約を受け付けているので、今に予約の取れない店になってしまうかも…。