年末から年始にかけてやっていた演劇を見てきた。実は、大晦日に。そう、あの雪降りの中。中目黒に。ウッディシアター中目黒という地下にある劇場。テレビ版「セカチュー」や「trick」の演出で知られる堤幸彦プロデュース・演出によるユニット、tsutsumizo teatro の公演。タイトルは「毒薬と、イアン・ソヲプ…」。舐めてないか、このタイトル。ま、堤サンだからイイんだけど。あと、脚本に三浦有為子。出演は野添義弘、佐藤二朗、氏家恵、三浦麻衣子(は有為子だが)、重泉充香、山崎和如、信川清順、屋良学、田所二葉、広澤草、半海一晃。ということで、知っている人は知っているが、知らない人は知らないメンツ。ストーリーは…。死亡率日本一の総合病院に入院していたイアン・ソヲプが殺された。犯人は誰…。それぞれ一癖も二癖もある病院関係者を捜査する警部と刑事。という劇を演じる俳優たちのバックステージでの苦悩と演劇的随想。って、なんだそれ。的な仕組み。まあ、身内受け中心として、笑えるギャグから笑えないギャグまで満載で2時間。なかなか、忘れられない大晦日になりました。