日帰り・松山出張に行ってきました。朝一の飛行機に乗ってお昼について会議して。その後軽く打合せ。終わったのが、3時半。帰りの飛行機は、4時45分のがある。その次は6時半。で、迷うことなく。後の便を選んで、タクシーで道後温泉本館に。浴衣でくつろいでいる時間はないので、神の湯階下でひとっ風呂。もともとが烏の行水タイプなのでそう長くは入ってられません。それでも二つの湯船を往復し、汗を流します。脱衣所でゆっくり汗が引くのを待って着替え、本館脇にある道後麦酒館へ。まずは、スタウトタイプの漱石ビールの小グラス。美味し!(やなぎさわきみお風) 続けて、キルシュタイプの坊ちゃんビールも。手ごろな量でおいしいのはよかったんですが、流石風呂上りだけあった、体中から汗が吹き出てきたのには困りました。で。どうせなら、と名物の鍋焼きうどんもいただくことに
。湊町に向かいます。残念ながら一番人気の「ことり」は終了してたので、となりの「アサヒ」へ。こちらも稲荷寿司はなくなってました。甘い味付けの軽いポーションの鍋焼きうどんは、アルミ製の小さなお鍋に入ってくるのがカワイイのです。しかも、500円とリーズナブル。あっという間にごちそうさまです。と、この時点で時計の針は5時を過ぎたところです。もう観念して空港へ行ってラウンジで時間でもつぶすかなー、とも思ったんですが。どうしても気になっていた割烹「わらじや」に一発電話を入れてみたんです! すると、「やってます!」とのお言葉。歩いて行けるところなので、西陽の中を走りました。
そして見つけた、わらじやさんはお洒落で小ぎれいな割烹でした。ピカピカの木のカウンターの中に大将が一人。「6時になったら嫁さんが来るんですが、それまでは仕込んでますんでどうぞ」とのこと。早速、生ビールを一杯。時間がないので、朝釣りのアジと西貝、よじれ貝をお刺身で。このアジが、めちゃうまでした。まさに釣りたてのような歯ごたえには驚愕です。なかなか東京では食べられない西貝とよじれ貝もコリコリしてるのに味わいがあってサイコー! 6時にはお店出なくちゃいけないので、もっと注文したいところを我慢して、お店の自慢料理という「出し巻き豆腐」をお願いしました。そして日本酒。お品書き見ただけでも迷っちゃうくらいの品揃えだったんですが、ちょうど昨日開けたばかりという、栃木のお酒。
辻善兵衛しの辻風を。これが夏限定の純米吟醸ということで、すっきりしているのに日本酒らしい味わいのある素晴らしさ。もちろん、出し巻き卵の中に豆腐を入れて見ましたという出し巻き豆腐も美味し! という訳で、最後はタクシーに飛び乗って空港に着いたのが6時15分。ジェット・コースター・ツアー・イン松山でした。