アカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデン・グローブ賞が決まりました。映画のドラマ部門では「バベル」が、ミュージカル・コメディ部門では「ドリームガールズ」が作品賞に。さらに外国語作品賞が「硫黄島からの手紙」に与えられた。日本人女優として初受賞が期待された「バベル」の菊地凛子の助演女優賞はならなかったが、今回のゴールデン・グローブ賞では日本人俳優の出演する映画が二つの作品賞を獲得した訳でこれからも日本人のハリウッド進出は加速するんだろうな。あと、コメディ部門の主演男優賞を「ボラット」のサシャ・バロン・コーエンが取ったのも面白い。カザフスタン人のふりをしてドッキリカメラみたいに映画撮っちゃうイギリス人コメディアンにあげちゃうんだから選考委員も偉いよね。それと、監督賞がマーティン・スコセッシなんだけど、今年はオスカーとれるんでしょうかね。個人的にはあげたいな。
主な受賞作品と受賞者は以下の通り。
・最優秀映画作品賞
ドラマ部門「バベル」
ミュージカル・コメディ部門「ドリームガールズ」
・最優秀主演女優賞
ドラマ部門 ヘレン・ミレン「クイーン」
ミュージカル・コメディ部門 メリル・ストリープ「プラダを着た悪魔」
・最優秀主演男優
ドラマ部門 フォレスト・ウィッテカー「ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド」
ミュージカル・コメディ部門 サシャ・バロン・コーエン「ボラット」
・最優秀助演女優賞
ジェニファー・ハドソン「ドリームガールズ」
・最優秀助演男優賞
エディ・マーフィ「ドリームガールズ」
・最優秀監督賞
マーティン・スコセッシ「ディパーテッド」
・最優秀脚本賞
ピーター・モーガン「クィーン」
・最優秀作曲賞
「The Painted Veil」
・最優秀歌曲賞
ザ・ソング・オブ・ザ・ハート「ハッピー フィート」
・最優秀外国語作品賞
「硫黄島からの手紙」