毎年、日本推理作家協会とサントリーはコラボして「オリジナルシングルモルトウイスキーをブレンドして発売しています。2006年版の発売を記念して先日(ってもう先月ですけど)、トークショーが行われました。知り合いの方からペア招待のチケット当たったよ!と誘われて行ってまいりました。ひと昔前に比べて新し
くキレイになった丸の内。明治安田生命ビルのマイプラザホールでの開催です。トークショー出席者は、推協理事長の大沢在昌さん、垣根涼介さん、恩田陸さん、今野敏さん。さらに前理事長の逢坂剛さんと前々理事長の北方謙三さんが壇の上から睨みをきかすという趣向。サントリーのチーフブレンダーである輿水精一さんから、夏に山崎蒸溜所で行われた作家の皆さんによるウイスキーづくり過程が披露され、今年の「
謎2006」に選ばれた今野敏さんのウイスキーが客席にも振舞われました。壇上の作家の皆さんもウイスキーのグラスを手にくつろいだ雰囲気でのトークショーはとても楽しかったです。その内容は
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。個人的には、最近急激にファンになった垣根涼介さん(↓)のお話が聞けて面白かったな。ラフで、自然体で、かっこよかったですよ。それにしても、朝起きて新聞を読みながらコーヒーと朝食とったら執筆にかかり昼には終わる、というのには吃驚しましたけどね。
ところでトークショー第2部でお客さんから作家の皆さんに「お気に入りの酒のおつまみは何ですか?」という質問がありました。今野さんは、甘エビの塩辛。恩田さんは、「枝豆と鶏の唐揚げ」。垣根さんは、「長崎の実家から送ってくる高菜の漬物」。逢坂さんは、「その辺にあるものなんでも、青リンゴとかキャベツとか」。司会役の大沢さんは、「仕事場で糠漬けをやってまして、大根の葉の古漬けとカシューナッツを組み合わせたのが最高」。というお答え。そんな中、北方謙三さんたら、「つまみは、女の涙だ!」だって。客席大爆笑でしたよ。