あー、久しぶりに映画見たー。ジャック・ブラックの新作映画「ナチョ・リブレ 覆面の神様」。「スクール・オブ・ロック」以来のジャック・ブラック・ファンとしては、早めに見とかないとね。世間の評判はともかく、面白かったっすよ。物語はあの梶原一騎「タイガー・マスク」がモデルにしたとも言われるメキシコの伝説のプロレスラー、フライ・トルメンタ(暴風神父)の実話をもとにしたもの。まあ、教会の孤児院を運営するための資金稼ぎにルチャ・リブレ(プロレスね)に出場したという人なんだけど。この映画ではそれを、ヒーローっぽくではなく、ダメ男の話にしているあたりが大好き。監督は「バス男」でデビューしたジャレッド・ヘス。脚本は「スクール・オブ・ロック」のマイク・ホワイト。この映画自体、ホワイトとブラックの共同プロデュース作品だしね。ジャック・ブラックとタッグを組むのがメキシコ人俳優のヘクター・ヒメネス。なんとも言えないヘンテコな存在感が、登場したての頃の大泉洋という雰囲気です。ナチョが惚れるシスター役のアナ・デ・ラ・レグエラも、ペネロペ・クルスを隣のお姉さん風にした感じでグー! その他、ぞろぞろと出てくる不思議なレスラーたちからも目が離せないっすよね。これだけ面白かったのに、客席は10人以下って、どう言うことなんだ!