ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」を映画化した「パイレーツ・オブ・カリビアン」のパート2が「デッドマンズ・チェスト」。見てきました。主演のジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイも前作のままです。全米で初日興収歴代1位、第1週興収入歴代1位、史上最速興収入1億ドルを達成。日本でも初日2日間の興行収入で『マトリックスリローデッド』を抜き歴代1位を記録。というヒット作。ようやく見た訳です。ストーリーですが。前作でジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)を逃がした罪でベケット卿(トム・ホランダー)の囚われの身となったウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)。実はジャックの持つ秘密のコンパスを奪わせるための計略だったのだ。
その狙いは、海底の支配者である幽霊船「フライング・ダッチマン」の船長デービー・ジョーンズ(ビル・ナイ)を従わせる力を持つデッドマンズ・チェストと呼ばれる宝箱にあった…。という感じ。まあ、ストーリーなんてあってなきが如し。やりすぎな位の特撮と特殊メイクとマンガみたいなアクション(というかギャグ)を楽しむべき映画ですね。もちろんジョニー・デップは魅力的だしね。全体に第1作より大掛かりになってるし。
ただ、びっくりしたのが、ストーリーがきちんと終わってないところ。そうだなあ。「マトリックス・リローデッド」とか「スター・ウォーズ エピソード2」みたいな感じ? あきらかに「次回に続く」なんですよ。調べてみると、すでにパート2と同時にパート3の撮影も進んでいたそうで。右の写真はその撮影スナップだそうですよ。で、来年5月26日には世界同時公開されるんだって。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは「スター・ウォーズ」のように9部作にする、と言明してるとの噂まであるそうですよ。面白いのはイイけど、1作1作はちゃんと完結させて欲しいですよね(ひとまずは終わってから次に行く感じでね)。見終わって、ちょいと複雑な気分でしたよ。そう言えば、エンドロール後にちょこっとおまけ映像があるんですが、これは次回作とは無関係でしたね…。