マンガ家のいしかわじゅんさんのHPで知ったのだが、講談社の少女マンガ誌に掲載されたマンガで多量の盗用があったとして連載中止と単行本の絶版処置がとられるそうだ。問題となったマンガ家は末次由紀という人。アマゾンで検索しただけで、40冊近くの著作のある人だ。盗用のあった作品は「エデンの花」(全12巻)
と「君の白い羽根」(単行本3巻・連載中)で、井上雄彦さんの「スラムダンク」や「リアル」などからトレースした絵があるという。出版元の講談社は「調査中だが多くについては事実が確認された」と認め、作家本人も「自分のモラルの低さと認識の甘さにより、多大なるご迷惑をおかけしてしまった」と謝罪している。この件が発覚したのは、2ちゃんねるのマンガ板での指摘が発端だった。その後、詳細な
検証HPもあらわれ、作家・版元ともに対応を取らざるをえなくなったようだ。詳しくは、検証ページをみてほしいが、明らかにトレースと分かるやり口で、幼稚というか稚拙である。1枚程度なら大事にはならないのかもしれないが、ついついが重なってここまでの事態となってしまったのかもしれない。これだけの人気マンガ家のことだけに、ちょっとビックリだ。