新宿・末廣亭に小沢昭一サンが出ているのを見に行こうと思ったら、立ち見ということで、急遽映画を見ることに。どうやら「タイガー&ドラゴン」による落語ブームも手伝っての盛況のようです。小沢サンはまたの日に雪辱を期すことにして、近くの映画館を物色。「四日間の奇跡」と迷った挙句「フォーガットン」を鑑賞することに。「マグノリア」や「ハンニバル」のジュリアン・ムーア主演のミステリーもの(少なくともそう思わせるコピーです)。飛行機事故で死んだ息子をどうしても忘れられない母親がジュリアン・ムーア。しかし、ある日気付くと息子の写真やビデオが消え失せている。さらに、周りの人間や精神科医から、「子供なんて居たことはない。あなたが作り出した妄想だ。」と言われるという設定。物語の発端としては面白い。本当に精神を病んでいるのか、それとも犯罪組織とか政府とかによる大掛かりな陰謀なのか…。ワクワクして見ていくと、どうもアブない展開です。おいおい、まさか夢だったとか○○○の仕業だった、ってこたーネーよなー。という僕の不安は大きくなるばかり。そして…。やっぱり。あーあ。やっちゃいました。のエンディングでございました。