土鍋炊きご飯のブームはすでに何年か続いてますが、結構早い段階でこれを織り込んだコースで評判になっていたのが、目黒(というより恵比寿と目黒のちょうど真ん中だが)の「しら石」。ロケーションはでっかい赤い球体のオブジェと芸能人が通うので有名な日の丸自動車学校の前を1本入ったところ。アラカルトもたくさんあるが、コースは4000円と6000円の二通り。酒肴・煮炊き・炭火焼・土鍋ご飯、という構成は変わらず、焼き物が4000円が鶏か豚、6000円なら和牛、という明快なもの。野菜中心の酒肴もメニューには3品とあるが、季節のおひたしやノレソレ(アナゴの稚魚)、胡麻豆腐など5皿以上、出た気がする。鉄鍋に量たっぷりの野菜の炊きもの。白身のお刺身の後に、いよいよお肉です。豚をチョイスしたのだが、ジューシーで美味。30分かかりま
す、という土鍋ご飯も、肉にタイミングを合わせて供される。ご飯はほんのりおこげの正統派。二人分で茶碗4膳は軽くある。梅干、ひじき、燻り沢庵、きゅうりのお新香も良し。これに、桜のアイスクリームがついて4000円。正直安いっす。お酒は黒じょかをいただきましたが、一刻者を割った2合じょかで850円と、こちらもリーズナブル。おなかいっぱいの夜でした。