何年前でしたっけ、渡辺淳一サンの「失楽園」が日経新聞に連載された時、日経が裏から読まれると話題になり、単行本がその年最大のベストセラーになりましたね。流行語大賞取ったりもしましたよね。映画にもなったし。もう10年くらい前? で、その勢い再びと言うわけでもないでしょうが、現在日経に連載中の小説が渡辺センセイの作品なんですね。でまあ、夢再びとセンセイが考えたかどうかは知りませんが、この小説がまたエッチ系なんですね。タイトルは「愛の流刑地」。なかなかなネーミングセンスですね。ひっかかり感、抜群ですよ。で、すでに複数の週刊誌などマスコミで取り上げられてますが、これ「愛ルケ」って略すらしいんですね。「冬のソナタ」が「冬ソナ」だから「愛の流刑地」は「愛ルケ」と。ストーリーですが…。主人公村尾菊治は55歳の小説家。昔は恋愛小説の旗手と呼ばれたが、今はゴーストライターや雑誌の仕事などをしている。妻とは別居し1人千駄ケ谷の小さなマンションに住んでいる。ある日菊治は、知人の紹介で菊治の小説のファンという人妻の入江冬香と出会う。36、7歳。スリムな体つきに、控えめな物腰。菊治は携帯メールのやりとりの後、冬香と京都のホテルで再会、部屋に誘う…。えへへ。どうよ。興味あるでしょ。単なるダメなエロ小説なんですけどね。興味のある方は、「愛ルケ」の命名者とも言われるブログ「
にっけいしんぶん新聞」を読んでみたらいかがですか。「今日の愛ルケ」なる連載でストーリー追うことができまっせ。